妊娠中、一番辛かったのが臨月の頃でした。わけもなく涙が出たり、ものすごくイライラしたり…。自分で自分の感情をコントロールできず、情緒不安定な毎日でした。おまけに体もしんどくて…。
色々調べてみて、「マタニティブルー」になっているんだと気が付きました。そうなんです!マタニティブルーは妊娠前にもなるんですよ…(^^;
あなたも過去の私と同じような状態かもしれません。でも、安心してください!この記事では、臨月に私が体験した…
- マタニティブルーの症状
- マタニティブルーの解消法
をご紹介します。ぜひ最後までご覧になって参考にしてみてくださいね^^
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目次
マタニティブルーの原因
photo by Vanessa Porter
マタニティブルーの症状と解消法についてご紹介する前に、原因について簡単に説明いたしますね。
マタニティブルーとは妊娠・出産によるホルモンバランスの乱れが精神に影響を及ぼし、イライラしたり情緒不安定になること。
ホルモンバランスの激変
子宮収縮を抑えて妊娠を継続させるために、プロゲステロンというホルモンが分泌されています。
このホルモンは、気分が沈んだりイライラしたり…と精神的に不安定な状態を引き起こしてしまう事も。また、胃腸の働きを鈍くしてしまうため、便秘・胃の不快感・肌荒れなどを引き起こしてしまうそうです(^^;
お腹が大きくなって体が不自由になる
妊娠9ヶ月頃から、赤ちゃんが大きく成長するため今まで以上に母体へ負担がかかります。
わたしの場合、妊娠10ヶ月に入ってから特に頻尿がひどくなったので、毎晩熟睡できませんでした。体の不調が重なると、心もそれにつられてどんよりしてきますよね~。
⇒臨月の眠れない夜の過ごし方!私はこうやって乗り切った
私のマタニティブルーの具体的な症状
ホルモンの激変で心と体が不安定になり、ちょっとしたきっかけで涙もろくなったり悲しくなったり…。私の場合の具体的な症状をご紹介いたします。
陣痛・出産への不安
出産予定日が近づくにつれ
- いつ陣痛がくるのか
- 陣痛の痛みに耐えられるのか
といった不安が押し寄せてきました(^^; 出産準備もほとんど終わって、毎日のんびりと過ごしていたせいかもしれません。
仕事をしている時は日中忙しかったので、悩んでいる時間もありませんでした。きっと色々考えてしまったのは、暇な時間があったからなのかも…。
そこで、私の場合は
- 出産の流れの予習
- 出産の入院準備
をして、いつ陣痛が来てもいいように準備していましたよ^^
⇒陣痛から出産までの時間ってどれくらい?初産の体験談を公開
育児への不安
出産もまだしていないのに、
- 産後ウツにならないか
- 自分に育児ができるか
といった事を考えて不安になってしまったり…。
私はネットやTwitterで、同じ気持ちの人がいないか探しまくってましたよ。「自分だけじゃないんだ。」って分かるだけで、本当に救われました!
突然死の不安
臨月でも死産の可能性があると聞いてから、毎日とても不安でした。少しでも胎動が無いと「生きてるんかな?」って心配でしかたなくなったり…。
また、「将来もし交通事故にあったら…。」なんて起こってもない事を想像して怖くなってしまうことも(^^;
普段はのんびりしてて、「なんとかなるさ~」ってタイプなんですが、臨月を過ぎてから日に日に神経質になっていた気がします。
ニュースを観ていても、赤ちゃんや子供が死んでしまった話に過剰反応したり…。「自分の子供が将来もしも…。」なんて想像して、涙がこみ上げてました(^^;
「辛い状況を少しでも良くしたい!」と思って、色々な事を試していましたよ。その中で「効果があったな~」と感じたマタニティブルーの解消法をご紹介します。一つずつ見ていきましょう♪
マタニティブルーの解消法
マタニティブルーの解消に効果があったなと私が感じた方法をご紹介しますので、ご参考にして頂ければと思います。
外出
お家大好きな引きこもりですが、臨月にずーーっと家にいたらウツウツとしてきて…。そこで、用事をつくって外出するようにしていました。
美容院に行く
美容院に行くのは面倒でしたが、美容師さんと話すことで物凄くリフレッシュできましたよ産後は美容院に行きにくいので、臨月までには行ってくださいね。
ウォーキング
安産にいいと聞いていたので、夫と数日に一回はウォーキングしていました。家を出るまでは面倒にかんじますが、体を動かすことで心のモヤモヤがスッキリしましたよ。
⇒臨月のウォーキングの効果って?私が感じたのはこの5つ!
家でのんびり
重い体を引きづってウォーキングなんかしたくない!という時は、家でまったり過ごすのが一番。
映画を観る
一人時間を目いっぱい楽しむために、毎週のようにTSUTAYAで映画を借りていました。涙もろくなってるから、観ながらボロボロ泣いたり…。
小説を読む
映画と同様、現実逃避するのに最適ですよね♪本を読んでいる間は心身の不調は忘れて、本の世界に没頭することができました。
話を聞いてもらう
人に話を聞いてもらうのってストレス解消になります。私は晩ご飯の時に「○○○が気になって…。」と夫に聞いてもらってました。モヤモヤした気持ちを吐き出すだけでも気持ちが楽になりましたよ。
ブログや日記を書く
人に話を聞いてもらうのが苦手な場合は、日記やブログに書くのもオススメ。私はブログ記事を作成している間は無心になれました。
美味しいご飯とお菓子を食べる
食べることはとっても楽しいですね。元の体重から12kgも太ってしまったので食事制限をしましたが、数日に1度はご褒美に好きなお菓子やご飯を食べることにしていました。
⇒臨月の体重増加の目安と増えすぎた場合の減らし方!
まとめ
それでは、この記事の内容をまとめますね。
- マタニティブルーの原因
- ホルモンバランスの激変による情緒不安定
- 大きなお腹による体の不調
- 私のマタニティブルーの症状
- 陣痛・出産への不安
- 育児への不安
- 突然死への不安
- 私のマタニティブルーの解消法
- 外出(美容院やウォーキング)
- 家でのんびり(映画や小説)
- 話を聞いてもらう
- ブログや日記を書く
- 美味しいご飯やお菓子を食べる
イライラしたり情緒不安定になっても、自分を責めないでくださいね。ホルモンのせいなんですから!
私が臨月の時、マタニティブルー解消法を実践しても気分が晴れるのは一時でした。基本的にはずっとしんどかったです…。だけど、一時でも辛さを忘れられる事がとっても大切!そのために、気が紛れる方法を探してみてくださいね^^
もうすぐ可愛い赤ちゃんに会えるのを楽しみに、ノンビリだらだら過ごしてください♪
初めまして、ひつじさん。
私は今、初産、臨月の者です。
私も里帰り出産せず、夫と頑張ることにし、予定日を待っています。
ここにくるまでは、楽しみと喜びでいっぱいでしたが、今は、不安と緊張ばかりで、とても不安定です。
悩んだけど、やっぱり里帰り出産にすれば良かったな…本当に産めるのかな…私が子育て出来るのかな…こんなイライラ不安定で子供に悪影響がないかな…私、病気かな…など考えて、涙が出る日が多くて、母親に電話してばかりです。きっと、変なのは私だけで、他の妊婦さん達は楽しく、キラキラしてるに違いない、と。
でも、このブログを読まさせていただき、私だけではないと言うことが分かって、救われました。出産経験がある友人達にも、沢山の言葉で救われていますが、このブログでも救われました。
ありがとうございます。
励みにさせて頂きます。
山本さん、初めまして!
コメント頂きありがとうございます^^
いつも、「この記事が誰かの役にたてばいいなぁ」という気持ちでブログを更新しているので、「このブログで救われました」なんてコメント頂いて、感激してしまいました!
ちなみに、山本さんはこのブログにコメント下さった3人目の読者様です♪
初産で臨月とのこと。
毎日めっちゃ不安ですよね…。
わたしも初産で里帰り出産しなかったので、臨月頃は不安と緊張で毎日泣いていました><
産後2年経って、あの頃の自分に「不安だし怖いよねぇ。でも、安心して!可愛い赤ちゃんともうすぐ会えるよ。産後は毎日が充実してあっという間だよ!」と伝えたいです^^
山本さんの場合、不安な気持ちを聞いてくれるお母様と旦那様、それに出産経験のある友人もいます♪
とっても心強いですね。たわいない話をするだけで、とっても元気がでますもん。
少し経ったらまた不安な気持ちがモリモリ出てくるかもしれませ。それでも、その都度その気持ちを吐き出すことが大切♪
すでにそれを実践してらっしゃるので、全く問題ありません!
あと、里帰り出産しないことも不安だと思います。
わたしも、母の助けなしに夫婦2人で赤ちゃんを育てられるのかとっても不安でしたが、やってみると案外なんとかなりましたよ^^
わたしの場合、下記の工夫をしました。
・産後1ヶ月は夫に19時までに帰宅してもらう
・夜ご飯は宅配弁当を頼む
・家事は週末だけにする
・たまに母にヘルプに来てもらう
我が家の夫は、毎日ではなかったけれど、できるだけ19時頃までに帰宅してくれました。
そのおかげで、その日の話を聞いてもらったりできましたよ。
旦那様の仕事の都合によっては、早めに帰宅してもらうのは無理かもしれませんが、
「できるだけ早めに帰宅してね」と伝えておくといいと思います。
可愛い赤ちゃんに会えるまであと少し♪
今のうちに、睡眠をたっぷりとって、体力をつけておいて下さいね^^