「体重がまた増えてる…。」臨月に入ってから、こんなふうに驚くことありませんか?
私が臨月の頃、お家でゴロゴロ&間食しまくり…結果、1週間で1kg以上増えていき、とっても焦りました。産院の先生には怒られるし、体重増加は止まらないしで辛い毎日でしたよ;^^
その後、食事に気を付けたりウォーキングをしたおかげで、最後の1週間は体重が増えませんでした!
過去の私と同じように体重の増加に悩んでいる妊婦さんも多いかと思います。そんなあなたのために、この記事では…
- 臨月に体重増加が止まらない理由
- 増えた体重を減らす方法
についてご紹介していきますね^^また、体重増加の目安についてもふれますので、是非ご参考にしてください♪
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目次
臨月に体重増加が止まらない理由
体重が増えていくのは…
- むくみ
- 食欲の増加
- 運動不足
この3つが影響していることが多いです。一つずつ見ていきましょう♪
むくみ
妊娠中は女性ホルモンの働きで体に水分をため込み易くなります。
- 運動する
- 食事の減塩
- むくみ解消ソックスをはく
- 体を締め付けない服を着る
- 横になる時に足を少し高くする
などして “むくみ” を解消するのがオススメです。
食欲の増加
妊娠8ヶ月頃から、大きくなった子宮に胃が圧迫されて食欲がなくなる妊婦さんが多いです。
ところが、妊娠9ヶ月には子宮が下がってくるので胃もたれが解消されます。そこで食欲が爆発して一気に体重が増加!
私も、いくら食べても胃がもたれないので、バクバクと食べまくってました;^^ その結果、妊娠前に比べて13Kgも増えてしまうことに…。
運動不足
私の場合、妊娠8ヶ月まではフルタイムで働いていたので体をよく動かしていました。大きなお腹を抱えて、往復2時間かけて通勤していましたからね~(^^;
その頃は体重の増加も標準で、産院の先生に誉められるほどでした。
でも、妊娠9ヶ月から産休に入って毎日お家でゴロゴロしているうちに体重がドンドン増えていったんです。一週間で1Kg増えた時から「どうしよう~減量しなきゃ…。」と焦り始めました。
産院の先生からは「これ以上体重を増やさないように。難産になるよ!」と注意されて、健診に行くのが本当に憂うつで…。
健診の前日だけ夜ご飯を食べずに痩せようとしたり(笑) 当然そんな事をしても痩せるはずもなく、反対に健診後にドカッと食べて後悔していました。
ところが、先生からのアドバイスを意識して生活するうちに、体重増加が緩やかになっていったんです!どんな事を意識していたのか、ご紹介していきますね^^
体重の増加を抑える方法
私が産院の先生からアドバイスされた体重増加を抑える方法は…
- 食事に気を付ける
- 適度に体を動かす
この2つです。一つ一つ見ていきましょう♪
食事に気を付ける
極端なことはしなくて大丈夫なので、下記の3点に注意してくださいね^^
- 減塩
- 甘いもの・パンを食べない
- 間食や油を使った料理を減らす
塩分を摂り過ぎると、体が体内の塩分濃度を調整しようとして水分の排泄を抑えてしまいます。これが “むくみ” の原因になってしまうんです(^^;
ただでさえ妊娠中は体が “むくみ” 易い状態なので、できるだけ減塩していきましょう。
- 野菜たっぷりの和食
- 低カロリーの食品(海藻類やキノコなど)
- 一口につき30回以上噛む
- 朝食をしっかり、昼食は普通、夕食は19時までに軽く
食事の際は、一口につき30回以上は噛んでください^^よく噛むことで、血糖値が上がり満腹中枢が早めに刺激されます。その結果、食べ過ぎを防ぐことができるんですよ。
体重管理には「無農薬の桑の葉青汁」【ゆるやか習慣】
もおすすめです!
食事前に飲む事で、桑の葉が糖質吸収を抑える手助けをしてくれるんです。
⇒臨月の食事制限で安産のために私が気を付けたポイント!
適度に体を動かす
担当医から運動の制限を受けていない場合は…
- 家事をする
- 階段の上り下り
- ゆっくりウォーキング
などして体を適度に動かしましょう!
ただし、妊婦糖尿病や中毒症などの危険要因による体重増加の場合は、運動をすると逆効果になる場合もあります。勝手に判断せず医師に相談して下さいね^^
⇒臨月のウォーキングの効果って?私が感じたのはこの5つ!
ここまで体重の増加を抑える方法をご紹介しましたが、出産までに何Kg体重が増えていいのかご存知ですか?
実は、体重増加の目安は妊婦さんの妊娠前の体重によって違うんですよ。計算方法をご紹介していきますね^^
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体重増加の目安はどれくらい?
私が産院で教えてもらったのは、BMI(ボディ・マス・インデックス)の数値を使う方法です。BMIとは、肥満度をあらわす指数のことで、体重と身長から出すことができます^^
(例) 妊娠前の体重47Kg 身長160cm
47÷(1.6×1.6)=18.35 BMI=18
上記を参考にして自分のBMIをだし、下記の表の該当する欄を見てください!
BMI | 適正体重増加量 |
---|---|
18.5未満 | +9~12Kg |
18.5~25未満 | +7~12Kg |
25以上 | +5~7Kg |
ちなみに私のBMIは17.8で適正体重増加量は+9~12Kgだったのですが、出産するまでに13Kgも増えちゃいました…。
臨月に体重が増えすぎると難産になる?
「体重が増えすぎると、どんなリスクがあるの?」と気になりますね…;^^
一般的には、産道に脂肪が付くことで分娩がスムーズに進みづらくなり、微弱陣痛になり易くなると言われています。
産院で頂いた妊娠に関する冊子には、その他にも下記のリスクが書かれていました。
- 高血圧・糖尿病の増加
- 巨大児・児死亡の増加
- 妊娠高血圧症候群の増加
- 帝王切開の増加
- 吸引・鉗子(かんし)分娩の増加
- せん延分娩(分娩時間が長くなる)
- 分娩時出血量の増加
嫌な言葉をいっぱい並べてすみません…。私も初めてコレを見た時は怖くなりました;^^
体重が増えすぎると良いことが一つもないですね…。難産になるだけでなく胎児への悪い影響もあります。
一番気になるのが「児死亡の増加」という一言。難産になるだけならまだしも、赤ちゃんが死亡してしまうリスクも高まってしまうんですね。
私は、出産までに13Kgも体重が増えてしまいました。そのせいか分かりませんが、とても安産とは言えないお産でしたよ;^^
微弱陣痛になって胎児の心拍が落ちたので、陣痛促進剤を投与して吸引分娩になりました…。
「もし体重増加が10Kg以下に抑えられてたら、微弱陣痛にならなかったのかな?」と今でも気になっています。
とはいえ、妊娠中に体重管理を一切せずに妊娠前から比べて体重が15Kgも増えてしまった友人は、お産に時間がかからず微弱陣痛にもなりませんでした。
ですので、体重が増え過ぎたからといって難産になるとは言い切れません。
でも、不安要素を少しでも無くすために、“適正体重増加量” を目安にして出来るだけ体重の増加を抑えていきましょう♪
では、記事の内容をまとめます。
まとめ
- 体重を減らすには野菜中心の和食を一口につき30回以上噛む
- 家事をこまめにしたりウォーキングして適度な運動をする
- 標準体重の妊婦さんは+7Kg~12Kgが体重増加の目安になる
妊娠中の体重増加に関する指導は病院の方針や医師の考え方によって違います。+8kgで怒られる場合もあれば、+15kgでも注意されない場合も…。
ただ、体重増加の指導が無い場合でも、安産を目指すためには自分で体重の管理をしたほうがいいと思います。
この記事に記載した “適正体重増加量” を把握して、体重の増加はこの範囲にとどめるように出来る範囲で努力しましょう^^
とはいえ、臨月は “息をするだけで太る” と言われるほど、体重が増加し易い時期。体重が増えてしまうのは仕方がない面もあります(^^;
それに体重管理がストレスになるのもよくないですしね。
「ストレス無く食事をしたい!」という場合は、桑の葉青汁がおすすめです。
体重増加がゆるやかになる上に、栄養素もしっかりとれるので一石二鳥♪ おまけに妊娠中の頑固な便秘が解消されたとの声が多数!
ぜひ試してみて下さい^^