妊娠・出産の費用

出産の費用っていくらかかるの?平均から私の場合まで!

赤ちゃんができた!と喜んだのもつかの間…「出産の費用はいくらかかるの?」って不安になりますよね。妊娠がわかった時、「お金は大丈夫やろか!?」とめちゃくちゃ不安になったのを今でも思い出します…。

過去の私と同じ不安を感じているあなたに、この記事を読み進めてほしいです。この記事では、出産費用の全国平均と私の出産で実際にかかった費用のどちらもご紹介しますね。

 

出産にかかる大まかな費用を把握しておくことで不安は解消されます。貯金がなくても出産までに貯めれますので、是非この記事をご参考にしてくださいね。

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出産費用の自己負担額

生後1日の息子

この記事で言う出産費用とは分娩費用と入院費用の合計額。

平成26年度の厚生労働省保険局の発表によると出産費用の全国平均は49万円です。

 

「えっ…結構かかる…。」と思ったかもしれませんが、安心してくださいね。

加入している健康保険から「出産育児一時金」が支払われますので、
自己負担額は10万円前後になることが多いです。

 

出産育児一時金

出産費用は基本的に健康保険がきかないため高額になります。そこで、各家庭を援助する目的で健康保険から出産育児一時金が支給されます。

 

  • 妊娠85日(4ヶ月)以降の出産
  • 健康保険又は国民健康保険の被保険者又はその被扶養者

上記2つの条件にあてはまれば、42万円が支給されます。
※産科医療補償制度に加入していない医療機関で出産した場合は、39万円(平成27年1月1日以降の出産は40.4万円)

 

産科医療補償制度

分娩に関連して重度脳性麻痺となった場合に、家族の経済的負担を保証するもの。分娩を取り扱う医療機関等が加入する制度です。

 

一児につき42万円が受け取れるので…

  • 双子の場合:84万円
  • 三つ子の場合:126万円

 

42万円支給されると仮定すると…

49万円(出産費用の全国平均)-42万円=
7万円の自己負担となります。

 

「出産費用のほとんどが出産育児一時金でまかなえる!」と喜びたいところですが、この金額はあくまでも平均。分娩方法や入院内容によって出産にかかる費用は人それぞれです。

出産育児一時金で出産費用を全てまかなえる人もいれば、中には100万円近くかかったなんて人も!

 

次の項目では、出産費用が変わるポイントをみていきましょう。

出産費用は人それぞれ

分娩方法

  • 自然分娩
  • 帝王切開
  • 無痛分娩

…などなど、分娩方法は様々。

 

帝王切開は自然分娩よりも入院日数が長くなるため、費用が高額になりがち。ただ、手術自体に健康保険がきくため、自己負担額は自然分娩と同じくらいになることが多いです。

また、無痛分娩は自然分娩よりも麻酔を使用するため、費用がかかる傾向があります。

 

「自分はどういうお産をしたいのか」という希望に基づいて分娩方法を選ぶことになりまが、出産には不測の事態がつきもの…。例えば、自然分娩を予定していたのに、急きょ帝王切開が必要になる場合もあります。

 

それでは次に、入院内容を見ていきましょう。

入院内容

産後の豪華な入院食

入院食の美味しさや、エステが受けられる事をウリにしている産院もあり、医療機関によって受けられるサービスは大きく異なります。

もちろん、きめ細やかなサービスを受けられる所は入院費用も高額になりがち…。

 

Point

個人の産院では付随サービスが多いため値段が高くなりがちですが、総合病院では値段が安くなる傾向があります。

 

次に、私の出産にかかった費用をご紹介しますね。

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私の出産にかかった費用

出産費用の合計は約58万円で、

自己負担額は、約16万円でした。

全国平均は約7万円なので、10万円近くオーバーしてますね…。

 

ちなみに、

  • 入院は5泊6日
  • 個人の産院で出産
  • 自然分娩(陣痛促進剤使用+吸引分娩)

といった条件です。

16万円も自己負担することになりましたが、お産と入院生活にはとても満足しています。

出産した産院で良かった点

豪華な食事

お産直後の体は本当にボロボロです。体中筋肉痛だし、会陰切開の傷跡は痛いし…。そんな入院生活の唯一の楽しみが、ご飯の時間でした。私が入院した産院のウリの一つが豪華な食事

まるでホテルのレストランで食事をしているみたい!な内容で、面会に来てくれた母もしきりに感心していました。

各種教室やアロママッサージ

  • 骨盤矯正指導
  • アロマセラピー
  • 出産準備クラス
  • マタニティヨーガ
  • ベビーマッサージ

私の産院では上記のサービスがありました。

特に有難いなぁ~と思ったのが、入院中に受けたアロママッサージ。気持ちの良いマッサージで、産後の疲れを癒すことができました。

アットホームで温かな雰囲気

個人の産院だったため、個室と大部屋を合わせても6部屋のみ。お部屋のすぐ横がナースステーションで、ナースコールを押せばすぐに助産師さんが来てくれました。体の事や息子の事…なんでも気さくに相談できる雰囲気なのは有難かったです。

母児(子)同室のタイミング

私の産院では母体の回復を優先するという方針だったので、母児(子)同室は自分のタイミングで始められました。

産後3日目から母児(子)同室を始め、それまではナースステーションで息子をみてもらいましたよ。

 

それでは次に、出産費用を払うタイミングはいつなのか、見ていきます。

出産費用を払うタイミング

一般的には退院の日に受付で会計をします。

出産育児一時金の「直接支払制度」に参加している産院の場合…

分娩予約金+出産育児一時金から出産費用を引いた金額。

 

直接支払制度

健康保険から産院へ、出産育児一時金が直接支払われること。現在では直接支払制度を利用する場合がほとんど。

 

分娩予約金

相場は5~20万円で、分娩予約数を把握したり高額な出産費用の踏み倒しを防ぐ目的でもうけられている。

 

私の場合…

分娩予約金(10万円)+出産育児一時金(42万円)=52万円

出産費用(約58万円)-52万円=6万円

6万円を退院時に支払いました。

 

ちなみに、分娩予約金を支払う時期は産院によって違いますが、私の場合は初診から2ヶ月後でした。

まとめ

それでは、出産にかかる費用についてまとめますね。

  1. 出産費用の全国平均は49万円。
    ただし、健康保険から出産育児一時金が支給されるため、自己負担は10万円前後ですむことが多い。
  2. 分娩方法や入院内容によって、出産費用は大きく変わる。
  3. 私の場合、出産費用(自己負担額)は16万円。
  4. 出産費用を支払うのは退院時。

 

個人的には、多少高くついても色々なサービスを受けられる医療機関で出産するのが一番だと思っています。

というのも、退院後の育児を乗り切るためには、入院中に心身の疲れを癒しておくことが大切だからです。

 

いくらかかるのか?という点以上に

  • 心身の疲れを癒せるのか
  • 満足のいくお産と入院生活になるのか

という視点から医療機関を選ぶのがオススメですよ。

 

そのあたりは、詳しく記事にしたためていますので、是非合わせてご覧になってくださいね♪

失敗しない産院の選び方!どんなポイントに注意したらいい?

 

それでは、マタニティライフを楽しみましょう♪

 

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