お産を間近に控えたころ心配していたのが陣痛中の痛みです。「痛すぎて叫んでしまった…。」なんて話を聞く度に「私は絶対叫ばないぞ!」なんて思ってましたが、陣痛の痛みのあまり最後の方は何度も叫んでしまいました(^^;
過去の私と同じように「叫ばない!」と決意している妊婦さんは “みっともない” 姿を他の人に見られたくないからだと思います。
そこで、私の経験から「出産の時に叫ぶのは、みっともない事なの?」という疑問について私の考えをご紹介していきます。また…
- 叫ぶ人の割合
- 叫ばない方法
についてもご紹介しますので、是非ご参考にしてくださいね♪
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目次
出産で叫ぶのはみっともない?
出産するまで「お産で叫ぶなんて、みっともないし恥ずかしい!」と思ってました。
でも、経験した今だからこそ言えるのは「全然みっともなくない!」ということです。確かに、冷静に振り返ってみると「静かにお産がしたかったな…。」と思います。実際、出産までは「絶対声を出さない」なんて決意してましたから。
ところが、初めての陣痛は想像以上に痛くて、1分1分をやり過ごすのが大変だったんです。子宮口が8cmくらい開いている時がイキミ逃しをするのが一番大変な時間で「痛い痛い…。無理…誰か代わって~。」と叫んでました(^^;
出産を控えた妊婦さんには「叫んじゃったらどうしよう…。」なんて心配しなくてもいいよとアドバイスしたいです。我慢できるのなら声を出さずに我慢したらいいし、どうしても声が出ちゃう場合は出してもいいですよ。正直、助産師さんはそんな光景見慣れてるし、な~んとも思ってません^^
ただ、家族が立ち会う場合は後々まで笑い話にされるかもしれません(-_-;)私の母は会う度に「アンタはお産の時に、もう無理代わって~なんて叫んで、どうなるかと思った。」と笑いながら言ってきます…。
「どれくらいの人が出産で叫ぶのかな~?」って気になりますよね。次の項目でご紹介していきます♪
出産で叫ぶ人と叫ばない人の割合
正確な割合は分かりませんが、私の周りでは “叫ぶ” “叫ばない”は半々くらいでした。陣痛の痛みやお産の経過は本当に人それぞれで、100人いたら100通りあります。全く同じ条件の人がいないので、そもそも比べようがありません。
- 叫ぶのが恥ずかしいので我慢した
- 叫ぶほど痛くなかった
- 「痛いよ~!!!!」と叫んだ
- 「死ぬ―――!!」と叫んだ
などなど、友人に聞いてもそれぞれ全然違います(^^;
Twitterで他の方のお産の様子を集めてみました^^
https://twitter.com/617days/status/844456264080003072
https://twitter.com/oresamasyu81/status/830014309002383364
出産して思ったんだけどね、かずくんと結婚して良かった??
陣痛中って限りなく理性飛ぶ。その時の旦那の行動って大事。
かずくんは理不尽な言動、暴力に耐えてくれました???
旦那としての力量って出産のときに分かる????— みずきち (@_mi_zu_ki_chi_) 2017年2月9日
陣痛中、旦那が付き添っててくれたんだけど、痛すぎて暴れたくなって
旦那さんに暴言吐いちゃう人の気持ち…わかったよ…私は言わなかったけどね…そこじゃない!とか、そこ触らないで!違う!もっと強く!とか、押さえるの遅い!!タイミングみろ!とか…言ってはいない。思っただけ…#出産— スギ坊 (@YTyKAY0lgs879Pd) February 5, 2017
陣痛中、何回も無痛にしてくださいって叫んだ??
私たちの元に生まれてくれてありがとう。
今は身体ボロボロすぎるけど幸せの余韻に浸らせてもらおう、? pic.twitter.com/4szryFu9Jk— ひろりん (@hicha88) 2017年2月1日
わかります????!!
自分も腹痛みたいな陣痛でした??
トイレ漏れる言ってんだろーがっ
て陣痛中めっちゃ助産師さんに
当たってましたっ??笑— ??ai (@aitam0423) 2017年1月26日
出産で叫ばない方法はあるの?
お産の時に叫ばなかった友人たちにコツを聞いてみたところ…
- 呼吸に集中する
- 立ち合い出産しない
- アロマの香りでリラックス
- ベッドの柵を思いきり握る
といった方法で乗り切ったと言っていました。一つずつ見ていきましょう♪
呼吸に集中する
リラックスすると子宮口が開きやすくなってお産が進み易くなりますし、陣痛の痛みを乗り越えやすくなります。そのためには呼吸がとても大切!
陣痛の痛みがきたら少しずつゆっくり息を吐いていきます。”目の前にあるロウソクの火を消さない程度の強さ” をイメージするといいですよ^^
息を吐ききったらユックリ吸って、また少しずつ息を吐く…というのを繰り返します。息を吸い過ぎると過呼吸になる恐れもあるので、息を ”吐く” ことに意識を集中してみてください。
また、呼吸法とイメージトレーニングを組み合わせて痛みを和らげる出産方法に “ソフロロジー”というものがあります。これは、陣痛の痛みを ”赤ちゃんと出会うための感覚” ととらえて深く瞑想しながら乗り越えます。
また “ラマーズ法” といって、呼吸に意識を集中することで痛みをコントロールする方法もありますよ。
産院によっては、これらの呼吸法を取り入れているところもあるので、一度確認してみてください。
立ち合い出産しない
「一人きりだと声を出さずに出産できた。」と友人が言ってました。確かに、側に甘えられる人が居なかったら叫べないかも…。
私の場合、夫と母に側で立ち合ってもらったので、甘えもあって弱音を吐いてしまいました(-_-;)助産師さんしか側に居なかったら恥ずかしさもあるので声を出さなかったかもしれません。
アロマの香りでリラックス
私もお気に入りのラベンダーの香りをタオルにしみ込ませて陣痛に耐えましたよ。でも、それで癒されたのは途中までで、子宮口8cmの一番辛い時間帯はアロマの香りは何の助けにもなりませんでした…。
これも個人差がありそうですね。
ベッドの柵を思いきり握る
特に痛みの激しい時間帯は私もベッドの柵を思いっきり握って折りそうになりました(笑)夫がお尻にテニスボールを押し当ててくれて、私は柵を握りしめる…といった状況でしたよ。それでも我慢できず声は出ちゃいましたね~。
では次に、お産で叫ぶ人と叫ばない人の違いについて見ていきましょう♪
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叫ぶ人と叫ばない人の違い
私は、先ほどご紹介した方法をいくつか実践してたおかげか、子宮口8cm(陣痛開始から16時間)までは叫ぶのを我慢できました。ただ、最後の3時間くらいは何度か叫んじゃったんですよね~(^^;
そこで、友人の話や自分の体験を振り返って理由を考えてみると、どうやら人は下記の2タイプに分けられるんじゃないかと思います。
- 痛過ぎると声が出るタイプ
- 痛過ぎると声が出ないタイプ
私のように痛い時に声を出すと楽になるタイプの場合、先ほどあげたコツを実践して少し楽になったとしても、結局声は出ちゃうんじゃないかな。反対に痛すぎると声が出ないタイプの場合は静かに出産することができると思います。
自分がどちらのタイプなのかは、極限までの痛みを陣痛で感じた時に初めて分かる事なのかもしれませんね。
更に、
- 赤ちゃんのサイズ
- ママの体質や体格
- 痛みに強いかどうか
- 生理痛がヒドイかどうか
…といった、条件によってお産の進み方や辛さに違いがでると思うんです。
ですから、お産では “叫ばないコツ” を実践して頂き、それでも叫んでしまったら “私は痛いと声が出るタイプなんだ” と開き直ってください(笑)そして、夫や家族の前で叫んでる姿を見られたくないという場合は、立ち合い出産しない事をオススメします。
最後に
「陣痛中は絶対叫ばない!」なんて決意してたのに、いざ陣痛が始まったら痛すぎて何度も声を出してしまいました…。でも、お産の間は恥ずかしいなんて気持ちは少しもなくて、1秒でも早く終わってほしいとひたすら願ってましたよ(^^;
今、冷静な状態で「叫ぶなんてみっともない…。」と思っていても、お産になったら気にならなくなりますよ。一番大切なのは無事にお産を終える事。叫ぶことで気持ちがスッキリしたり、痛みが和らぐこともあります^^陣痛中は少しでも自分が楽になる方法を選んでくださいね。
とは言え「絶対嫌!叫びたくない!」という場合は先ほど紹介した…
- 呼吸に集中する
- 立ち合い出産しない
- アロマの香りでリラックス
- ベッドの柵を思いきり握る
といった方法で乗り切ってみてください♪
それでは、最後のマタニティライフをノンビリ楽しんで下さいね~^^