私がベビーサインを始めたのは、ママ友にベビーサインの体験会に誘われたのがキッカケ。昔から語学や手話に興味があり、体験会の後は図書館で本を借りて自分で色々調べてみました。
ベビーサインを始める前に一番気になったのは「デメリットはあるの?」という事。「お教室のHPなどではメリットばかり書かれているけど本当の所どうなのかな~?」と心配になったんです(^^;
この記事を読んで下さっているアナタもデメリットが気になって、ベビーサインを始めるべきか迷っていませんか?過去の私と同じように悩んでいるママさん達のために、この記事では…
- ベビーサインのデメリット
- ベビーサインのメリット
この2つについてご紹介していきます。ぜひ最後までご覧になって参考にしてみてくださいね~^^
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目次
ベビーサインのデメリットとは?
結論から言うと、デメリットは無いそうです。
始める前にベビーサインの本を片っ端から読んで調べてみましたが、赤ちゃんの言葉が遅れるといった悪影響があるとは書かれていませんでした(“赤ちゃんとママのベビーサイン 吉中みちる著”参照)。
ただし、ママへの負担は少なからずあります(^^; ベビーサインをやり始めて1ヶ月経った私が感じているデメリットを3つご紹介していきますね。
- 覚える必要がある
- 教室に通うのにお金や労力がかかる
- 根気と忍耐力がいる
それでは、一つずつ見ていきましょう♪
覚える必要がある
当然と言えば当然ですが、赤ちゃんにベビーサインを見せるためにはママがまず、サインを覚える必要があります。1~2個だとすぐに覚えられるんですが、数が増えるにつれて使いたい時すぐにベビーサインが思い出せないんですよね(^^; 「あれっ…このサインなんだったっけな?」といった具合に…。
その度に私はテキストでサインを確認しています。ただ、ベビーサインはママと赤ちゃんで自由に作ってもいいものなので、思い出せなかったら創作するのもありですよね^^と言ってもすぐにはヒラメカナイのですが…。
「覚えなきゃ!」と思うと負担になるので、日常生活で何度も使えるものからベビーサインを実践するようにしています。例えば私の場合…
- ミルク
- 離乳食
- お風呂
- パパの出勤
こういった時間にベビーサインを取り入れていますよ。
教室に通うのにお金や労力がかかる
NPO法人日本ベビーサイン協会の認定講師の方が開催している教室の料金は…
が相場のようですね。
ただし!
お教室によって値段は色々のようです。私が体験に行った教室は全9回で約5万円でした!(^^; 「高すぎるなぁ~」と感じたので、お教室に通うのは断念しましたよ。先生は優しくて素敵な方だったんですけどね…。ただ、ネットで見ると十数回で1万円の格安なお教室もあるみたいです。
個人的には1回千円くらいなら通うのもありかなと思いました。独学でやってみて「どうしても無理だ…。」と感じたらお教室に通うというのも手ですよね^^
根気と忍耐力がいる
赤ちゃんがベビーサインを返してくれる時期は早い子で生後10ヶ月ですが、通常は1才過ぎてからだそうです。ということは、生後6ヶ月くらいから始めた場合、半年ほど待つことになります。半年って短いようで結構長いですよね(^^;
私の場合は息子が生後7ヶ月の頃にベビーサインを始めたので丁度1ヶ月が経ちました。 “ミルク”のサインは1ヶ月以上やっていますが、まだサインを返してくれたことはありません。 早くても生後10ヶ月頃というのは頭では理解しているのですが、特に最初の頃は少し悲しかったです。
一生懸命サインと声掛けをしても返してくれないのでムナシクなってくる…みたいな感じですね(^^;
ただ、最近ではミルクの時間には自然と “ミルク” のサインを私が息子に見せれるようになったので苦痛じゃなくなりました^^息をするかのように自然とベビーサインを見せれるようになれば楽になるみたいですね。
ベビーサインを赤ちゃんが返してくれるまで、ひたすら待つ忍耐の日々。ただ、その数ヶ月を頑張ればある日突然、赤ちゃんがベビーサインを返してくれる感動が待っています^^
その後はベビーサインの効果を実感できる楽しい毎日に♪実際にどんなメリットがあるのか見ていきましょう!
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ベビーサインのメリット
吉中みちるさんが書かれた “赤ちゃんとママのベビーサイン” という本で紹介されていたメリットは…
- 赤ちゃんの要求がわかる
- 赤ちゃんとの世界を共有できる
- 話ことばの “語彙(ごい)” が豊富になる
- コミュニケーション能力の基盤になる
- 絵本を読む楽しさがふくらむ
- 自尊心が向上する
- パパが育児に積極的になる
- 家族みんなが幸せになる
この8つです。
一つずつ見ていきましょう♪
赤ちゃんの要求がわかる
赤ちゃんが泣いてる理由が分からないのってママには一番のストレスになりますよね。 息子が生まれてから「言葉が通じればいいのに…。」と何度思ったことか(^^;
ベビーサインがあれば、赤ちゃんは泣いたりグズッたりする代わりに「食べたい」とか「痛い」とか自分から教えてくれるそうです。
これってメチャクチャすごい事ですよね!私も早くこの喜びを経験したいなぁと思います。
赤ちゃんとの世界を共有できる
赤ちゃんがベビーサインを使えるようになれば、ママに質問したり気付いた事を教えてくれるようになります。そうすれば、赤ちゃんが何を好きでどんなことを考えているのか知る事ができますね。
話ことばの “語彙(ごい)” が豊富になる
ベビーサインをしていた赤ちゃんは、話し始めた時に使える言葉の数が豊富であるという研究結果があります。
これは、ベビーサインを通してママが語りかけをするので、普段から多くの言葉を聞いている事が影響しているようです。
コミュニケーション能力の基盤になる
自分の好きな物や気付いた事をベビーサインで伝えられる赤ちゃんは、周りの人とのコミュニケーションに積極的になります。自分の大好きなママや家族が自分の伝えた事に関心を持って答えてくれるので、会話をする楽しさを知るのかもしれません。
絵本を読む楽しさがふくらむ
まだ文字が読めなくても、ベビーサインを使うことで赤ちゃんは絵本の内容をママに伝えることができます。そして、そのサインにママが返してくれることで赤ちゃんはとても満足して、絵本を読む楽しさが何倍にも膨らむそうですよ。
自尊心が向上する
「ママに伝わった!わかってもらえた!」という経験の積み重ねは、赤ちゃんが自分を大事にする気持ち “自尊心” を高めてくれます。生きていくうえで欠かせないものですよね。
パパが育児に積極的になる
パパと赤ちゃんが一緒に過ごす時間は、ママと比べて圧倒的に少ないご家庭が多いです。赤ちゃんと2人きりで過ごす時間に泣かれてしまうとガッカリするし「俺には育児むいてないのかも…。」なんて自身をなくしてしまうパパも。でも、ベビーサインがあれば赤ちゃんと会話ができるので、お留守番や絵本を読むことが楽しい時間になるそうですよ。
家族みんなが幸せになる
ベビーサインを一生懸命する赤ちゃんの表情や仕草はたまらなく可愛いです!そして、意思疎通ができるので家族みんながニコニコに^^
では最後に、この記事の内容をまとめますね。
まとめ
今回ご紹介した、ベビーサインのデメリット・メリットを表にまとめてみました。
デメリット | ・覚える必要がある ・根気と忍耐力がいる ・教室に通うのにお金や労力がかかる |
メリット | ・赤ちゃんの要求がわかる ・赤ちゃんとの世界を共有できる ・話ことばの “語彙(ごい)” が豊富になる ・コミュニケーション能力の基盤になる ・絵本を読む楽しさがふくらむ ・自尊心が向上する ・パパが育児に積極的になる ・家族みんなが幸せになる |
ベビーサインをしても “赤ちゃんの言葉が遅れる” といったデメリットは無いそうです。ただ、赤ちゃんがサインを返してくれるまでは根気強く待つ必要があります(^^;
とは言え、1才を過ぎたらサインを返してくれるようになるそうなので、それまでの我慢ですね。たとえ数ヶ月~半年は我慢が必要だとしても、上記にあげた8つのメリットを全て実感できるとしたら…バラ色の未来ですよね(笑)
息子は今のところ全くサインを返してくれませんが「サインを初めて返してくれた!」という感動を早く味わってみたいです。それに、息子と早く会話がしたい!その日がくるまで、忍耐強くベビーサインを実践していこうと思います^^
https://hitsujinouchi.com/beby-sign-itu