先日、ママ友から「それ○○君のマグ?ピンクなん?」ってビックリした顔で聞かれたんです。自分としては全く違和感がなくて、ビックリされたことに驚きました…。
「男の子でもピンクいいやん」って思ったけど、ふと世の中の人がどう思っているのかと気になったので徹底的に調べてみました!
私と同じように、「息子がピンク好きだけど大丈夫?」「ピンク色の服を着せたいけど変かな?」と気になっている場合は、是非この記事を読み進めて下さいね。
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男の子にピンクはアリかナシか
周りの人に聞いたりネットで調べると、男の子にピンクは【アリ】【ナシ】両方の意見がありました。嬉しかったのが想像以上に【アリ】と思っている人が多かったことです!
さて、私の周りやネット上の意見を下記にまとめてみますね。
- 女性色のピンクを着せるのはおかしい
- アメリカでは男子のピンク=ゲイと言われている
- 着せ方を工夫したらピンクもアリ
- 色白でピンクが似合うので着せてる
- 2歳の息子はピンク色が好きなので
- 「男の子はこの色」という決めつけが嫌い
ピンク肯定派の中で「着せ方は工夫してほしい」という意見が結構見られました。具体的にはリボンやフリルなどの明らかに女の子用の服は着せないとか、トップスにピンクを持ってきたらボトムスは男の子っぽいジーンズにするなどなど…。
ピンク肯定派のもっとリアルな意見が知りたい!と思ったので、SNSで見つけてきました~。
青系は男の子、ピンク系は女の子問題どうにかならんかな?
— すん (@sun_mama0122) 2018年1月21日
うちの子もやっぱりどこかで男の子らしさみたいなのを学んでくるのか、家では生活習慣や礼儀以外は言わないのだけど、ピンクは嫌いだ、誰それが女の子みたいなことしてたみたいなこと言う。
別にいいんやで。ピンクを着こなす男はイケメンなんやで。ガサツな女の子も女の子やし、おかんはそうやでと。— Casasagi (@Casasagi2107) 2018年1月12日
RTほんそれ。
今朝は息子手袋デビュー。娘のお下がりでピンク。「かーいいねえ♡」とご満悦。旦那には「お下がりでピンクでかわいそう」って言われたけど全然かわいそうじゃないじゃろ。
女の子はピンク、男の子は青とかじゃなくて好きな色にすればいいんだよっていつも思う— 冬眠したいはらぺこ®︎ 4歳♀1歳♂ (@harapekooyaneko) 2018年1月22日
ピンクが似合う男子は爽やかイケメンが多い気が!この先が楽しみですね(^^)
— watari (@watari_wata) 2018年1月12日
男の子、女の子って、何か色分けされてる様な気もしますよね…
青は男の子、ピンクは女の子みたいな…青が好きな女の子もいるし、ピンクが似合う男の子もいるんだから、どっちでも着れる形があれば良いですよね…— あゆ (@daiji_airi) 2018年1月12日
足が切れたのか不本意
ピンク着る男子を推したい。死ぬほど推したい。 pic.twitter.com/h7gXGnqLRV— しる (@shirucco) 2018年1月20日
私は上記の意見にすごく勇気づけられました。やっぱり「男の子だからピンクはダメ」なんておかしいですよね!
ちなみに我が家では、マグカップとリュックがピンク(笑)
今のところピンク色の服は一着もありません。でもピンクのシャツとか着せたいなぁ~と最近思っています。いいのが見つかり次第買おうっと♪
ふと気になったのですが、そもそも男の子はブルー・女の子はピンクというのは先天的なもの・後天的なもの、どちらの影響を受けているのでしょう?
どちらも関係してそうですが気になったので調べてみました!
男女の色分けは先天的 or 後天的?
私が参考にしたのは下記の記事です。
https://people.howstuffworks.com/gender-color.htm/printable
内容を大まかにご紹介しますね。
この実験から分かったことは…
- 男女ともブルー系が好き
- 女性は赤系が好き
ということ。
これは文化による違いは無かったし、まだ社会からの影響を受けていない赤ちゃんにも同様の傾向が見られました。
どうしてこのような結果になったのでしょうか?
神経科学者のハーバートとリンによれば、アフリカのサバンナ(人類の祖先が住んでいた場所)にそのルーツがあります。
その時代、果物や野菜を集めるのは女性の役割で、果物の赤色を見慣れていました。赤色の物を探せば食料が手に入るという認識から、女性は赤系に意識を向けるようになったのではないかと推測しています。
また、実験から男女ともにブルー系を好むという結果が出たのは、晴天や水源を意味する色だったからなのではないか。
男女の色分けは先天的な影響を強く受けているように思えますが、後天的な影響も見逃せません。
例えば、西洋では男女を色で分ける考え方は無かったのですが、1920年代頃から男:ピンク・女:ブルーという今と真逆の色分けが始まりました。そして、1940年代頃から今に至るまで男:ブルー・女:ピンクという色分けが定着しています。
- 1920年代まで:西洋人は子供の服に男女の色割りを当てはめなかった
- 1920年代:男女の色割りが始まったが男:ピンク・女:ブルー(今とは逆)
- 1940年代:現在のように男:ブルー・女:ピンク
米プリンストン大学の研究では、色の好みには先天的(生物学的)・後天的(文化的)両方の要素が絡み合って作用していると結論づけています。
でも、幼稚園や保育園に通いだすとピンクの服や小物は嫌がるようになる子もいるとか…。きっとお友達から「女の色着てるのおかしい~」とか言われるうちに、文化的な色分けを学んでいくんでしょう。
男の子がピンクを着ていても「おかしい!」って言われない社会になってほしいなぁ~と強く思います。
もしお子さんがピンク色を大好きなら、その気持ちを尊重してあげてほしいです。いつかきっと「ピンクは嫌」って言う時期がきますから。私も息子が「ピンクなんて嫌」とか言いだす前にピンク色の服や小物を楽しもうと思います♪