5月5日と言えば子供の日ですね。そして、この日には菖蒲湯につかるのが定番!とは言え、私はつい最近まで菖蒲湯に入った事が無かったんです(^^; 0才の息子の初節句を機に、初めて菖蒲湯に入りました!
お花屋さんに菖蒲を買いに行ったり準備したり…。初めての事ってワクワクドキドキしますね(笑) 息子だけでなく私にとっても、良い経験になりましたよ♪ 自分で調べながら菖蒲湯を作りましたが、想像以上に簡単にできました。
そこで、私と同じように「菖蒲湯を自宅で作ってみようかな」と思っているアナタのために、この記事では自宅での作り方を…
- 菖蒲を刻む方法
- 菖蒲をそのまま使う方法
の2通りご紹介します。ぜひ最後までご覧になって、参考にしてみてくださいね。
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菖蒲湯の作り方
菖蒲の葉 5~10本
※菖蒲の葉を刻んで使用する場合はお茶パックなどが必要です(後で詳しくご紹介します)。
菖蒲とヨモギがセットで売られていることがありますが、妊娠している場合はヨモギを入れないようにしてくださいね。ヨモギには陣痛作用があると言われています。
◆菖蒲が買える場所
端午の節句の時期になると、花屋やスーパーで販売されています。私の近所の花屋では200~300円で売られていました。お店によって菖蒲のみだったり、菖蒲とヨモギのセットで売られていたり色々です。だいたい、菖蒲3束(5~6本)を一まとめにして販売されていますよ。
自宅のお風呂で菖蒲湯を作る方法は下記の二通りあります。
- 葉を刻んで使う
- 葉をそのまま使う
それでは、それぞれの作り方を見ていきましょう♪
菖蒲の葉を刻んで使う方法
手順は下記の通りです。
- 菖蒲の葉を用意する
- 菖蒲の葉を細かく刻む
- お茶パックなどに刻んだ菖蒲の葉を入れる
- 耐熱容器に2を入れて5~10分ほど抽出する
- 浴槽に抽出液を入れる
菖蒲の葉は40~60cmと、長さにバラツキがあります。触ってみると、想像していたほど硬くないし指を切る事はなさそうです。鼻を近づけると、ほのかな草の香りが!
ヨモギは約30cmほどの大きさで、鼻を近づけると良い香りがしました。
菖蒲は2~3つの葉が根元でくっついています。
菖蒲とヨモギをそれぞれ包丁(又はハサミ)で細かく切り刻んで、お茶パックなどに入れてください。お茶パックが無い場合は…
- ガーゼ
- ハンカチ
- 生ごみの袋
などで代用するのがオススメです。今回は分かり易いように別々に入れましたが、まとめて一つの袋に入れるといいですよ。
ハサミで菖蒲の葉を切った瞬間に爽やかな香りがフワッと広がりました。ヨモギは菖蒲より香りが強かったですよ。
菖蒲やヨモギを入れた耐熱容器の上から熱湯を注ぎ、5~10分ほどそのままにして菖蒲やヨモギのエキスを抽出します。
抽出後の液はこんな色になりました!ヨモギの方が濃い色ですね。香りもヨモギの方が強くて、少しスパイシーな香りです。反対に菖蒲は少し甘い香りで初めて匂う不思議な香りでした。
抽出した液は、お風呂に入る前に湯船に入れてくださいね。抽出した後のパック自体もお風呂にいれるのがオススメです!
私の感想
お風呂に抽出したエキスを入れた瞬間はいい香りがしたのですが、湯船に浸かっている間は香りがしませんでした(^^; もっと強い香りがすると思っていたので、少し拍子抜けでしたよ。ただ、抽出した後のパックを鼻に近づけるとヨモギの良い香りがしてきました。
菖蒲の葉をそのまま使う方法
下記の2通りのお湯の入れ方をご紹介します。
- 水からお湯を沸かす
- 給湯で浴槽にお湯を入れる
それぞれ見ていきましょう♪
水からお湯を沸かす
水の状態で菖蒲を浮かべ、42~43℃の高めの温度で温める(香りがたちやすいため)
給湯で浴槽にお湯を入れる
浴槽が空の状態から菖蒲を入れておき、42~43℃の高めの温度で沸かす(香りがたちやすいため)
私の感想
私は浴槽が空の状態から菖蒲を入れました。お風呂が沸きあがって「どんな香りかな~」とワクワクしながらドアを開けました…が!なんと匂いがしませんでした…。私の購入した菖蒲が良くなかったのかもしれません…。
ただ、後日ネットで調べて見ると「最近の菖蒲は香りがしなくなった」というコメントがありましたよ。昔と何が変わってしまったんでしょうか…。
小さい頃、菖蒲湯に入った母にどんな香りか聞いてみると「お風呂のドアを開けた瞬間に清々しい香りがしたよ~。」とのこと。私も体験してみたかったです…。
香りがしなかったのは残念でしたが、息子と一緒に菖蒲湯に入れましたし写真も撮れたので記念になりました。
では、最後にこの記事の内容をまとめますね。
まとめ
菖蒲をお花屋さんやスーパーで購入して、下記の表の作り方を参考にしてみてください。
具体的な作り方 | |
---|---|
菖蒲の葉を刻んで使う | 1.菖蒲の葉を細かく刻む 2.お茶パックなどに刻んだ菖蒲の葉を入れる 3.耐熱容器に2を入れて5~10分ほど抽出する 4.浴槽に抽出液を入れる |
菖蒲の葉をそのまま使う | 水の状態で菖蒲を浮かべ、42~43℃の高めの温度で温める |
空の浴槽に菖蒲を置き、42~43℃の高めの温度でお湯を沸かす |
私は菖蒲を “刻む方法” と“そのまま入れる方法” どちらも試してみました。
菖蒲を刻むとフワッと香りがして、熱湯をかけるとさらに良い香りがします! 普段なかなか匂うことのない、なんとも不思議な香りでしたよ。ただ、浴槽に抽出液を入れてしらばらくすると、香りはなくなってしまいました。
菖蒲をそのまま浴槽に入れる方法でも香りが全然しなかったのは残念でしたが、息子と一緒に記念の写真が撮れたので良かったです。
⇒菖蒲湯の入り方って説明できる?気になるアレコレを経験を元に紹介!